マジカル取材班を楽しみにしとる方、こんにちは。お待たせしたの。今週も我が取材班の総力取材の報告じゃ。
今週は
“THE 訪問”
じゃ。
このブログではなかなかお伝えすることの少ない、訪問の内容を取材してお送りするぞい。
それでは、始めるぞい。
訪問とは正式名称「居宅訪問型児童発達支援」
放課後等デイサービスと同じ障害児通所支援といわれる制度の一つじゃ。
体の状態やその他いろいろなことの要因で、通所などの外出が難しいお友だちが利用できる制度じゃ。
マジカルシューズはこの居宅訪問型児童発達支援の事業所でもあり、何人かのお友だちが利用しておる。
主にベッドサイドでの活動をしているようじゃ。
どんなことをしているのか紹介しよう。
まずは体操じゃ。
体操といっても体を大きく動かす前の準備として、ゆっくり体を触るのじゃ。これも訪問で言うところの「体操」。
訪問のお友だちは皮膚をはじめとする感覚器官の育ちもゆっくりなのじゃ。触ったり触られたりという経験もたくさん必要なのじゃ。
「あ、これがじぶんのからだなのか!」と気づいてもらいたい。そんな願いがこの体操には込められている。
手や足の指一本一本にも触り、手や足が大きな棒じゃなく指先が分かれていることにも気づけるように促す。
足の裏の感覚なんかも触られないとなかなか育たない。
触るってとても大事なのじゃ。
こちら、見る活動。絵本じゃな。
注目するって、とてもすごい力。見ることですごい量の情報が脳に送られる。考えることにもつながる。
ちなみに五感と呼ばれる人間の感覚の中で、視覚の発達は一番高次。つまり見えるようになるには時間がかかる。
見ることが好きな子はそれだけお兄さんお姉さんということなのじゃ。
これはパネルシアター。絵人形を動かすことで、より興味を持って見ることに集中できる教材じゃ。
見る教材。絵本やパネルシアター。それぞれの特徴があってとても面白いの。
こちら、「触ってみよう」の活動。小豆じゃな。
手は突き出た大脳と呼ばれる器官じゃ。手から入ってくる刺激が脳を育てる。
手先に触れる様々な感覚を経験することがとても大事なのじゃ。
手を使って、自分で操作することも大事。
見たところに狙って手を出す。自分で触った感触を確かめて、動かした時にどうその感触が変わるかを確認する。
時には、手を動かす方向も自分で意図的に変化させてその感覚を再び確認する。触った教材もどう形や位置を変えたのか、目で見て確認する。そしてそれを繰り返していく。
考えずに当たり前にできてしまっていることも、みんな小さいころ、こうやってできるようになったのじゃ。
ちょっと難しいことを言ってしまったかの。でもまあ、こんなことをやっていると知ってくれればそれでいいのじゃ。
来週もまだまだ訪問を特集するぞい。楽しみにの。
コメントをお書きください
ゴーヤチャンプルー (金曜日, 08 10月 2021 10:27)
五感を刺激する関わりってとても大切なんですね!
小豆!心地いい感触がしそうですね(^^)
マジカルシューズ (金曜日, 08 10月 2021 10:49)
コメントありがとうございます。
居宅訪問では特に五感の刺激という点を大事にしています。
また読んでください。